当事務所が採用するクラウド会計ソフトについて

えびな税理士事務所の税理士海老名は、会計・申告ソフトを10種類以上使用した経験を有し、それぞれの長所・短所を把握しております。

中でも、えびな税理士事務所はクラウド会計ソフト(主にMFクラウド、もしくはfreee)の使用をおすすめしております。

えびな税理士事務所の税理士海老名はMFクラウドゴールドメンバー、freee認定アドバイザー資格を有しており、双方の使用感、長所短所をつかんでます。

クラウド会計ソフトの導入によるメリットは、「効率化」にあります。

こんな方はクラウド会計ソフトの導入が最適です。

目黒区で新規開業された個人、法人の事業主様、クラウド会計ソフトの導入から申告まで手厚くサポートいたします。

お気軽にお問い合わせください。

 

1.日々の入出金を把握しオンタイムで経営を管理したい

POSレジアプリ、インターネットバンキング、クレジットカードから自動で入出金データがクラウド会計ソフトへ読み込まれます。

さらに、学習機能により仕訳も自動で起票されます。

借方の勘定入力→貸方の勘定入力→金額入力→摘要入力(→消費税区分入力)といった、

時間と体力を奪うキーボード入力を減らすことができます。

 

2.パソコンやタブレット端末を使うことに抵抗がない。

インターネット環境さえあれば、端末、場所、時間を問わずデータを見ることができます。

インストール型ソフトでよくある、会計事務所との間のバックアップデータのやり取りが生じません。

Excelで集計したデータをクラウド会計ソフトへ読み込ませることも可能です。

 

3.ひとり事業主で経理処理のことがわからない。

簿記を理解されている方でしたら、MFクラウドでの入力がスムーズです。

一方、簿記がわからない方は、借方・貸方といった「簿記」による記録ではなく、お金がいくら入っていくら出たかを主眼に作られているfreeeでの入力をおすすめします。

クラウド会計ソフトの導入にあたっては、ITスキルや経理スキルに合わせてお客様の作業範囲を決定しますので、ご安心ください。

 

4.個人事業主だったが法人成りした、法人を設立した

独力で法人の確定申告書を作成するのは極めて困難です。

クラウド会計により日々の会計処理をある程度進めたのちは、法人設立1期目から税理士に申告書の作成を依頼することをおすすめします。

申告期限直前でも仕訳の入力をある程度(正確でなくても、すべてのレシートの金額と内容を入力していれば十分です)していると、

税理士が税額計算から申告までスピーディに対応することが可能になります。

 

クラウド会計ソフト(MFクラウド、freee)についてよくある質問

Q クラウド会計ソフトにすると何が「早く」なるのですか?

A 仕訳の入力において最も量が多く、時間がかかる「預金」の入力が特に早くなります。

会計事務所が記帳代行を行わない理由のひとつに、仕訳のおおむね半分を占める「現金及び預金」勘定の入力に手間がかかることがあります。

クラウド会計ソフトとインターネットバンキングの導入により、この手間を大幅に減らすことができます。

 

会計事務所へ記帳代行する際、預金通帳や請求書、レシートを原本やコピーの形で会計事務所へ引き渡すことがほとんどです。

その際、預金については以下のフローとなるのが一般的です。

①通帳をコピー

②会計事務所へ郵送

③会計事務所よりコピー漏れや不明点の問い合わせ

④再度通帳をコピーし郵送、不明点の回答

これらの対応をしているうちに1週間があっという間に過ぎてしまいます。

クラウド会計の場合、インターネットバンキングを使用することで自動で入出金を把握でき、学習機能により自動で仕訳を起票できます。

不明点を早急に把握でき、月次の会計処理が早くなります。

さらに、小口現金による経費精算についてもExcelのインポートにより、簡単に仕訳入力を完了することができます。

 

別の言い方をすると、預金の同期及び自動仕訳機能を活用できないと、クラウド会計ソフトを使用するメリットが大幅に減少します。

 

Q どのような方にクラウド会計が向いていますか?

A ①インターネットバンキングを使用している方、②法人・個人問わず創業期の方、に対する相性が特に良いです。

①インターネットバンキングを使用している方

クラウド会計ソフトの設定により、自動で入出金データを取得→学習機能による仕訳の自動入力により労力を減らすことができ、

お客様にとっても会計事務所にとっても負担が少なくなり、良好な関係を築きやすくなります。

 

②創業期の方

従来使用していたシステムの変更作業は労力を要します。

クラウド会計ソフトには見積書や請求書の発行、給与計算などの追加機能が備わっており、事業の成長に合わせて順次機能を追加することが可能です。

創業期から慣れたクラウド会計ソフトとその周辺機能を活用することで、余計な時間や人件費を掛けることなく経理業務全体、バックオフィス業務全体を効率化することができます。

 

Q MFクラウドとfreeeはどのように違うのですか?

A 入力感が全然違います。

MFクラウドは従来の会計ソフトに近く、複式簿記(借方、貸方を使った簿記)を理解している方や税理士向け

freeeは入出金を中心とした単式簿記(お小遣い帳)の感覚に近く、簿記を知らない素人向け

とよく言われます。

どちらを利用するにしても、預金データの自動取得と自動仕訳機能が最大の武器ですので、双方の画面をご覧になり親しみやすい方をお選びください。

 

(税理士間の評判)

当事務所代表の税理士海老名が同年代の複数の税理士と話したところ、MFクラウドを好む方が多いようです。

freeeからMFクラウドにシフトした税理士もおります(MFクラウドからfreeeは見当たりません)。

上場企業の何万もの仕訳をExcel上で確認する公認会計士の間でも、MFクラウドを支持する方がほとんどです。

freeeの挙動やレイアウトには税理士や経理職には考えられない不自然な点があります。

数字を使う仕事をしていない素人が作った会計ソフトという印象で、残念ながらプロ筋からの評判は芳しくありません。

 

・帳票によっては数字が左揃え

・非表示設定にしたのにも関わらず不要な勘定科目が仕訳帳の勘定科目タブに表示される

・貸方はすべて課税売上の初期設定(たとえ支払手数料でも)

・タイトル文字と数字が右にそろっていないので、何の数字なのかわかりづらい

・サポートの会計知識が他会計ソフトに比し概して低く、コミュニケーションがとりづらい

・担当者がよく変わり、毎回知らない社員から電話がかかってくる(しかも非通知電話)

・若い社員が多く、元気で誠実な社員も在籍するが、理解力に乏しくビジネスマナーに欠ける

これらについては改善を要望していますが、現在のところ変わる見込みはなさそうです。

 

ただし、これは専門家間の評判ですのでご利用になる方によって感じ方は変わります。

双方を比較し、直感的に使いやすいと感じたソフトをご利用ください。

 

Q 総合的に考えてMFクラウドとfreeeどちらをおすすめしますか?

A MFクラウドをおすすめします。

事業の発展に伴い将来的には税理士に月次顧問や確定申告書の作成を依頼することになります。

その際、広く税理士が使いこなせる会計ソフトでなければ税理士の選択の幅が狭まってしまいます。

税理士が使用したことがない会計ソフトを使用するお客様の申告を対応するケースがよくありますが、

どの会計ソフトもおおむね同じ仕組みなので、その都度対応できてしまいます。

しかし、freeeは簿記を知らない人向けのつくりであるため、税理士から見るととっつきづらいのです。

仮に申告期限が迫った緊急決算だと操作方法の分からない税理士に依頼すると致命傷になりかねません。

将来的なことを考えて(税理士の乗り換えやすさも考えて)、MFクラウドの使用をおすすめします。

実はfreeeで使用する入力機能と同等の機能がMFクラウドにもあり、MFクラウドの方が入力しやすいことを確認しております。

もちろん、当事務所ではfreeeをご使用のお客様も喜んで対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

Q クラウド会計を使う上での注意点を教えてください。

A ①インターネットバンキングの利用料金、②総合振込、にご注意ください。

①ネット銀行のご活用を

ネット銀行の多くは月額手数料が無料の場合が多いですが、メガバンクや地方銀行でインターネットバンキングを利用するには月額利用料が生じます。

特に法人では月額利用料だけで年間2万円以上の負担となりますので、当事務所ではネット銀行の利用をおすすめしております。

インターネットバンキングを利用しない場合は、仕訳を手入力することとなり、クラウド会計ソフトのメリットを享受することができなくなります。

また、銀行によってはクラウド会計ソフトの同期に対応していない場合がございます。

その場合は、csv形式でデータを入手し、クラウド会計ソフトへインポートすることになります。

 

②総合振込は未対応

インターネット上から複数の支払先に出金→通帳上は1行でまとめて記帳される、いわゆる総合振込について、

クラウド会計ソフトはこの内容まで読み込んでくれません。

クラウド会計ソフト側もメガバンクを中心に順次対応する見込みですが、すべて対応するには時間を要しそうです。

総合振込ついては、別途明細を見ながら手入力となります。

 

Q 「借方」も「貸方」もわかりません

A 実はえびな税理士事務所の税理士海老名は最初に受験した簿記3級の試験に落ちた経験があり、簿記が分からない方の気持ちがよく理解できます。

新規開業される方を対象とした簿記のしくみや記帳の方法のセミナーがよく開催されていますが、1日では理解できません。

さらに、初めての会計ソフトや手書きの帳簿を前に「借方が」「貸方が」と考えているうちに、売上を逃してしまいます。

一日の仕事を終えたのちの夜やゆっくりしたい休日に会計ソフトで仕訳入力など、税理士の海老名もしたくありません。

クラウド会計ソフトやExcelを有効に活用し、知らぬ間に簿記の原則に沿った会計処理を効率的に行えるようご提案しますのでご安心ください。

 

Q クラウド会計ソフトで所得税や法人税の確定申告までできますか?

A 一部に申告機能もございますが、当事務所では積極的には活用していません。

なぜなら、クラウド会計ソフトは会計ソフトの中では新規参入組であり、従来からの申告ソフトに比し十分な信頼を得られていないためです。

申告の際は、小数点以下切り捨て・切り上げ、別表と呼ばれる申告書に添付する書類間の数値の連動など細かな操作が多数ございます。

クラウド申告freeeは1,000円未満切り捨てでの税額計算すらできない状態で当初リリースし、税理士からの信頼を大きく落としたくらいひどいもので、現在のところ税務申告ソフトを取り扱えるレベルの会社ではありません。

ですので、手書きでの申告はもちろん、完全な信頼を得られていないクラウド会計の申告機能を使用するのはリスクがあると考えております。

なお、当事務所では税理士のシェアと実績を十分に得ている申告ソフトを利用していますのでご安心ください。

 

Q 料金体系はどうなっているのですか?会計ソフトより高いのでは?

A  月額の使用料金(MFクラウド→個人800円から、法人1,980円から、freee→個人980円から、法人1,980円から)が発生しますが、

従来の会計ソフトのようなバージョンアップに伴うコストが発生しません。

消費税率がアップしたから数万円する新バージョンの購入、といったことは起こりません。

また、お客様が会計事務所へ通帳のコピーを渡す手間、会計事務所が通帳コピーの到着までのタイムラグと記帳する手間が

預金データの自動読み込み機能によりなくなります。

使い勝手の良さ、効率化によるメリットを合わせてトータルで見るとお得であると考えます。

 

Q 使い方がよくわかりません

A もちろん導入に際しては複数の会計ソフトの使用経験を有し、MFクラウドゴールドメンバー及びfreee認定アドバイザー資格の税理士海老名がサポートします。

使用にあたっての不安点はどんどん質問して解消してください。

 

Q 税理士なしでひとりで全部できるのでは?

A 簡単な個人の申告でしたらそうかもしれませんが、請求書発行した売上がある方や法人となると厳しいでしょうね(ご参考)。

クラウド会計ソフトは、決算や申告を楽にするための補助ツールとしてお考え下さい。

当事務所は決算書及び確定申告書を作成し電子申告まで行いますので、確定申告時に無料相談所に長い行列に並ぶことも、

便利な場所にあるとはいい難い税務署へ出向く必要もありません。

お客様は安心して事業に専念してください。

 

Q 地方に住んでいるため近くにクラウド会計ソフトを使う税理士がいません

A クラウド会計ソフトはインターネット環境があれば、端末、時間、場所を問わず使用することができますので、対面でなくてもお客様との対応は可能です。

東京ではクラウド会計ソフトの利用に積極的な税理士が多くおりますが、東京から少し離れるだけで(山手線から離れるだけでも)クラウド会計ソフトを利用する税理士が激減します。

また、従来からの会計ソフトの定着が根強く、今後もクラウド会計ソフトが広がりは世間のニーズほど早くは進まないと思われます。

離島、山間部にお住まいの方もお気軽にお問い合わせください。

従来の考え方にとらわれない柔軟な思考をもつ税理士にお任せください。

 

 

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